f2625_01_01a

春闘(しゅんとう)って、春になるとよく聞きますが、
何のことかご存知でしょうか?

春の闘いと書いて、「春闘」です。

春闘とは、まさしく闘いです。

いったいどんなものなのでしょう?

春闘とは

春闘とは、春先に労働組合と企業側が、賃金の引き上げや
労働時間などの改善を求めて交渉することです。

昔は、組合が各企業とバラバラに交渉していましたが、
現在では、組合が連合をつくって団結して交渉しています。

2月に組合の連合が、企業に対して希望条件を要求して、
まず、大手企業がそれに対して労働条件の回答を出して、
大手企業の春闘が終わります。

その後、中小企業がその結果を受けて、春闘を行い、
中小企業も3月中には終わります。

春闘の結果によって、お給料が上がるかどうかが
かかっていますのでそりゃ気になりますよね。

どうせ上がんないから自分には関係ないよな~と思いつつ
ちょっとは気になるのが人間の性というものでしょう。

2014年の春闘は、アベノミクス効果で、賃金が上がるかどうか
というのが、注目されていました。

賃金についても、ベースアップするのかどうかが争点になっていましたが
これについてもよくわからなかったので調べてみました。

 

ベースアップと定期昇給の違い

よく春闘で、ベアと言っているのは、ベースアップの略です。

2014年の春闘では、このベアを久しぶりに取り入れた
という大手企業が多かったです。

安倍晋三首相が、アベノミクス効果で景気が良くなったので
企業に賃上げを求めていたのを企業が取り入れたという形に
なりました。

ベースアップも定期昇給も給料に関する言葉ですが、
どのように違うのでしょうか?

定期昇給については、1年毎に自動的に昇給するシステムのことで、
多くの企業は、入社何年目の人は給料がいくらという
賃金表を定めています。

年齢、勤続年数によって、給料が上がっていくのですが、
企業が支払う人件費の負担は、何年たっても社員の人員構成が
変わらなければ変わりません。

これに対して、ベースアップとは、定期昇給の上がり幅自体を
増やしてしまうものです。

例えば、毎年500円づつ上がっていたのを、700円づつに
してしまうような感じですね。

ベースアップしてくれれば、生活水準も上がりますが、
企業の人件費の負担が増えてしまうので、なかなか春闘で
ベースアップが取り入れられることはありません。

ですが、2014年の春闘では、トヨタなどの自動車業界や電機業界
などで、ベアを認める会社が続出しました。

中小企業の春闘はこれからですが、ぜひ、ベアを認めてもらいたい。
せめてうちの会社だけでも上がんないかなぁ。