2014-03-21_113446

柔道を長いことやっている方は、耳がつぶれている
方が多いです。

カリフラワーみたいに見えることから
カリフラワーイヤー」などと呼ばれます。

耳がつぶれるまで練習して、はじめて一人前という
ような話も聞きますよね。

あまりピンと来ない方は、実際にテレビや写真で
見てみると、なるほどと思うでしょう。

北京オリンピック金メダリストで、現在は格闘家の
石井慧選手などの写真をみると坊主なのでわかりやすいです。

カリフラワーというより、餃子のような形ですね。

これぞ、厳しい練習の証なのでしょうが、なぜ
このような形になるのでしょう?

柔道選手が耳がつぶれる理由

耳がつぶれてしまう症状ですが、これには正式名称がありまして
耳介血腫(じかいけっしゅ)と言います。

耳は、顔の外に出ている部分と、耳の穴や鼓膜などの顔の中
の部分からなりますが、耳介とは、顔の外に出ている部分
のことを言います。

そして、血腫とは、出血によって組織の内に血液貯留が形成されて
いる状態のことをいいます。

耳介が血腫を起こしている状態を「耳介血腫(じかいけっしゅ)」
というんですね。

つまり、柔道家の耳がつぶれている状態というのは、
耳に血腫ができているんです。

なぜ、血腫ができてしまうのかといいますと、
柔道では、寝技で耳が畳にはげしくすれたり、
相手の頭が耳にぶつかったりして、内出血がおこります。

日々の練習で、内出血が繰り返し起こっているうちに
固まってしまって血腫となります。

そうすると、カリフラワーや餃子のような耳の形で
定着してしまうんですね。

 

つぶれた耳は治るのか?

耳がつぶれていても気にしない人も多いですが、
中には、見た目を気にしたり、イヤホンがつけづらいなどと
困っている方もいらっしゃいます。

柔道を引退してやめると、自然に治るのかというと、
残念ながら治りません。

耳の形が固まってしまっているので、自然に治る
ものではないのです。

どうしても治療したいという方は、病院に行かなければ
いけません。

耳介血腫の治療法については、血が固まってしまう前であれば
注射針をさして、血抜きをするという方法がとられます。
これについては、耳鼻科でOKです。

また、血腫が完全に固まってしまっているようなものであれば
血抜きはできません。

ここまでいくと、形成手術が必要となり、なかなか大変です。
耳鼻科か形成外科に行って相談してみてください。