おもちゃの対象年齢ってどうやって決めてるの?

「おもちゃ」を買うと箱に対象年齢が書いてありますよね。
これってどうやって決めているのでしょうか?
基準などは有るのでしょうか。
調べて見ました(^_^)

子供向けおもちゃの対象年齢

子供向けオモチャの多くには「対象年齢」の表示がある。この対象年齢、例えば3才以上と表示のある人形は、3才未満の子供に与えるべきではないという意味であって、大人はもちろん遊んでも構わない。?
対象年齢の基準として日本で主流なのはST基準。社団法人日本玩具協会が定めるもので、ST(Safety Toy)は玩具の安全基準である。14才までそれぞれ基準を設け、ケガをしない形状か調べる先端テスト、飲み込む危険性のある大きさか調べる通過テスト、有害な物質が使われていないか等の検査が行われる。?
日本玩具協会にはほとんどのオモチャメーカーが参加している。メーカーはまず製品のターゲットとなる年齢を決め、安全基準に適合するよう配慮して材料や形状を吟味する。出来上がったオモチャを協会に提出、検査に合格すればSTマークを表示できる、という仕組み。STマーク付きのオモチャには賠償責任補償共済制度があり、事故の際には損害賠償金等が支払われることになっている。

ST基準、マークというのがどうやら関係が深そうですね。

ST基準について

おもちゃは、子どもにとって楽しく、面白く、心身の成長に役立つものでなければなりません。
また、使用者が子どもであるというその特性上、丈夫でかつ安全であることが最も重要であると考えられます。
玩具の安全対策については、昭和44年に通商産業省(現:経済産業省)において各界の専門家からなる玩具安全対策委員会が設置され協議が行われてまいりましたが、昭和46年4月、第三者の参加する自主規制により安全対策を進めるのが適当であるとする答申がまとめられました。
これを受け、日本玩具協会では「おもちゃの安全基準」を制定し、同年10月より自主規制事業を発足させました。これが玩具安全マーク制度の始まりです。
基準に合格したおもちゃにはST(Safety Toy=安全玩具)マークを表示することにより、「注意深く作られた安全に使用できるおもちゃ」であることを示しています。

STマーク制度のしくみ?この制度は ①玩具安全基準(ST基準)の作成、STマークの管理、②ST基準適合検査の実施(検査機関)、③事故の際の賠償補償制度から成り立っています。この制度に参加する場合は日本玩具協会とSTマーク使用許諾契約を締結し、STマークを付けようとする玩具について、本会が指定する検査機関において玩具安全基準(ST基準)によるサンプル検査を受検します。検査に合格した玩具ついて「STマーク」の表示が認められます。

玩具安全基準「ST2016」に基づいて3つの項目について検査をしています。

機械的および物理的特性の検査

この項目ではおもちゃの形状や強度に関する検査を行っています。
【検査例】
●おもちゃの先端が鋭くないか
おもちゃの先端を棒状のテスターに当てて調べます。
テスターが赤く点灯してしまうと先端が鋭くケガをする恐れがあると判断されます。
●子どもの喉に届かないか
幼児向けのおもちゃの検査。円形の穴のあいたスター(試験器具)をおもちゃ(の一部)
が通過しないかどうか調べます。通過してしまうとのどを詰まらせる恐れがあると判断されます。

②可燃性の検査
表面がパイル地又は布で作られている柔らかい「ぬいぐるみ」や玩具のテント・家、
その他子どもが身に着けるものについて、使用してはいけない材料(セルロイド等)が
使われていないか、また燃えやすい「材質」ではないかを調べます。

③化学物質の検査
おもちゃの材料に有害な物質が使われていないかを調べる検査です。厚生労働省が定める食品衛生法の
基準の他、EN71(ヨーロッパの玩具安全基準)なども検査項目として取り入れています。

玩具安全基準書の購入についてはこちら?

(3)STマーク付玩具で事故が起こったら? STマーク付玩具で万一事故が起こった場合に、被害者に対して、必要な賠償等を行えるように、また、一方で消費者の事故補償を確保するため、STマーク制度では、企業が支払う損害賠償に対する補償制度を設けています。STマーク使用許諾契約を締結する事業者は、本会が運営するPL賠償補償等の共済制度への加入が義務付けられています。

(さすが日本。厳しい基準や検査が有るようですね。)

玩具安全基準は「すべての玩具には、その包装上に対象年齢を表示しなければならない」として、STマークを表示する商品にはその商品を使用するに相応しい年齢の表示を義務付けました。これは、玩具で遊ぶうえでの安全のためのものです。各メーカーは、商品の開発に当たってどのようなユーザーを対象にするか、視野に入れていると思います。
一律な成長が望めない幼児から少年期にあって、対象年齢の設定はかなり難しい場合もあり得ると思われますが、玩具供給の専門家として、これまでに積み重ねた経験と技術を十分に活用をして対応頂ければと存じます。
規制逃れのためのいい加減な対象年齢表示を行うことは、玩具産業が永年に亘って培ってきた玩具の社会的信頼を失うものであり、玩具製造業者として行ってはならないことは申すまでもありません。

(たかが「おもちゃ」、されど「おもちゃ」
年齢表示ひとつとっても厳しい規制が有るようですね。改めてメイドインジャパンのクオリティの高さを感じる事が出来ました。)

まとめ

おもちゃの対象年齢、簡潔にいうと

「日本玩具協会というところがST基準に元づいて決めている」という事でしょうかね。

日本玩具協会の基準は14歳までしかないので15歳以上の年齢表示はST基準をクリアしたものではないという事ですね。各メーカーで検査はしているのでしょうけどね。